先日、教会長さんに
組長さん宅の問題を
主任さんがどうご縁になっていけば
いいかを教えて頂く中で、
「同時説法」
ということを教えて頂きました。
そのお言葉を頂き、
かみしめてみると、
仏さまは私にも同時に説法して
くださっているとは思えず、
何処か主任さんと組長さんの問題と
他人事にしていた
自分に気づきました。
半年前から実母の介護を
していて思うように動けず、
教会の会議やご命日へ行くのが
精一杯になっていました。
でも心の中をよくよく見つめてみると、
条件のせいにしている
自分が見えて来ました。
教会長さんにお言葉を頂いた午後、
手どり布教に回らせて頂きました。
帰宅は遅くなりましたが、
私の心は軽やかで清々しく、
会員さんに出会えた事できっと
私の仏性が喜んだのだと思います。
佼成3月号会長先生ご法話に
「慈悲とは慈悲の実践
つまり訓練によって増大し、
熟していく」
と教えて頂きました。
ふと、昔、幹部さんに
仏性は生ものだから
人とふれてないとすぐにダメになるよ。
と言われた事を思い出しました。
条件のせいにせず、
今置かれた環境の中で
工夫して手どり布教を繰り返し、
人と出会う事を通して私自身の
慈悲を深めて参りたいと思います。
合掌
奈良支部長 川西康予
万陽だより
支部長コラム
2024.3.12