佼成10月号の会長先生のご法話、苦悩を生むもとを知る ー智慧を拝読させて頂きました。小学4年生の「運動場」という詩は、 この小学生の心の動きが本当によくわかる!わかる!と共感しました。 私も日頃の生活の色んな場面で、思うように事が運ばなかったりすると、 すぐ愚痴になったり、腹を立てたり、投げやりになったりします。 どうせ自分には智慧がないからと卑屈にもなったりします。 しかし、ご法話ではそもそも智慧は自分の中に備わっているもので、 それに気付き生活の折々で、それを発揮していくことが智慧を 頂くことになると教えて頂きました。 我が家での一コマですが、夜お風呂から後に出た方が、 換気扇のタイマーを回しておくという約束事があります。 先日主人が私に、タイマーを回していない!と小言を言ってきました。 私「まわしました!」主人「まわしていない!」の繰り返しで、 互いに自分の主張を通そうとして、いやな空気になり気まずい思いをしました。 今月のご法話のおかげさまで普段から私は主人のことをいつも小さなことを言う、 「めんどくさい人」と固定してみたり、相手を思い通りにしたいという わがままな気持ちが苦悩を生んでいるのだと気付きました。 主人が見たときには確かにタイマーは回っていなかったのですから、 素直に「まわっていないね」と受け止めれば なんのこだわりもなくて済んだ事でしょう。 ご法話の中では、お釈迦様は苦悩のもとである、 欲望や執着をコントロールする智慧を身に着けるヒントも くださっていますが、今月の努力目標としては、 色々なご縁に出会った時に、自分勝手な思いや都合で 価値判断したりするのではなく、まず事実を素直に 受け止めるようにさせていただきます。 合掌 西大和支部 支部長 吉田 祐子
万陽だより
支部長コラム
2022.10.8