先日から治療していた歯の痛みが取れず、
一週間経っても激痛が治まらないので、
教会長さんにご指導を頂きました。
「歯だからかみしめてみることが大切」
と教えて頂き振り返ってみると
一週間前の法座でのやり取りが
思い出されました。
法座でAさんが出された言葉にとらわれ、
いつも反抗的な事しか言わない。
手どりでも苦手な相手から逃れたいと
言われるAさんを拝めず、
困った人と見ていた
自分に気づきました。
教会長さんにこの事を
聞いて頂いているうちに、
私の心の中にある思うようにならない
Aさんを排除したい気持ちとAさんが
苦手な人から逃れたいと思う気持ちが
同じなんだと気づきました。
そしてよくよくかみしめてみると
以前から近くの歯科に変えたらと
言ってくれていた
主人の言葉も聞かずに、
この場に及んでまだ躊躇している
自分がいました。
その事も教会長さんに聞いて頂くと、
「ご主人の言われる所に
行ってみるのもいいんじゃない?
行ってみて合わないと
思ったら元に戻せばいいし
絶対ここと決めなくてもいいよ。」
と、大きな視野で見て頂いてお言葉を
くださったことで心が軽くなりました。
私だったらご主人の言うことを
すぐ聞かないから痛い思いするのよ。
と冷たいご縁にしかなれなかったに
違いないと思いました。
この事で、教会長さんから
温かいご縁のなり方を学び、
私を一言も責めずに私自身が気づくように
導いて下さろうとされるお心を
感じありがたくなりました。
その後の法座で、Aさんと私は同じなんだ。
私に必要があるご縁なんだ、
なんでも聞かせて頂こう
という真っ白な心で
ご縁になるとAさんのやわらかい笑顔が
久しぶりに見れました。
Aさんを頑なにしていたのはやはり
私だったと再度気づかせて頂きました。
現在ウクライナでは毎日多くの
尊いいのちが失われています。
今、私にできることは、
一食募金はもちろんですが、
いろんな事柄を通して教えによって
心を切り替えて平和な心になり、
微々たることではありますが、
その気づきを功徳回向できるように
精進して参りたいと思います。
ありがとうございました。
奈良支部長 川西康予
万陽だより
ホームぺージ支部長コラム
2022.3.1