寒中、お見舞い申し上げます。
昨年は、年明け早々圧迫骨折、
完治しないまま春には主人の母の死、
夏には肺がんが見つかリ、
秋には転んで右膝のサラが割れると
いう波乱万丈の一年でした。
しかし、このご縁を通して、
いろんなことに気づきを頂きました。
まず一つは、怪我、病気に悩む人の気持ち、
次に私の周りの人達のやさしく、
温かく、思いやりの気持ちを、多く
の方々から頂いて、生かされて生きている
私であることを、実感しました。
そして、主人、息子達が協力し合い家事を
文句も言わずにしてくれていることに
私は、とても有り難く幸せな環境で
あることに気付き感謝の気持ちで、
いっぱいになりました。
その姿を見て、1月の会長先生の
ご法話で「利他」と教えていただき、
主人、息子達が「利他」の実践を
していると思いました。
そして、ガンとの出会いですが、
先生が検査結果の前、
私にどう思いますかと、問いかけて下さり、
私はガンと思い答えると、先生は、
「あまり言いたく無いですが、そうです」
とおっしゃいました。
先生は、相手のことを思って
触れて下さっていると思いましたし、
このことも「利他」なのだと思いました。
そして、2週間の入院が決まり、
以前から教会長さんから
頂いている課題が気になり、
あの人、この人と繋がりたい思いが
強くなると同時に、逢えるお手配いを、
トントン拍子にいただきました。
壮年さん、青年さん一般さんと、
お役も受けて下さるお手配も
いただきました。
私は、心軽やかに
入院することができました。
お陰様で、ガンにとらわれること無く、
日常生活を、送っています。
菩薩として、急がず、休まず、
貪らないで、精進して参ります。
合掌
神宮支部支部長 米田起子
万陽だより
ホームぺージ支部長コラム
2022.1.10