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万陽だより

信仰と自然と人間味にあふれた奈良の地で、元気に活動に励んでいる会員の皆さんの、さまざまな活動の様子や、日々の感動をお伝えしていきます。

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2021.5.27



降誕会の月こそ、お釈迦さまの教えを
お伝えさせていただこうと思ってた矢先、
奈良県もコロナの感染が更に拡大しており、
奈良教会は皆さまの安心安全の為、
段階を戻して自粛状態となりました。

私の布教気分も低下気味。
それではいけないと、
この状況に応じて頂ける
教師資格の申請して貰いたい方々に、
お伝えしても反応がいまいち。

進展がない中事件がおきました。
我が家の植え込みに花を植えました。
以前も試みたものの、すぐに枯らして
しまうので殺風景になってたのが、
一株のピンクパンサー
(芝桜に似てる)が可愛くて
どんどん増えて華やかになるのを
楽しみにしていました。

3日後の朝、植え込みの花を見ると花が無い!
一瞬目が点になりました。なんで!?。

怒りながらもその花が、どこかで誰かを
癒してくれてたらいいな。と
自分に言い聞かせてるが、
スッキリしません。
何か私のなすべき事があるのではと、
教会長さんに、聞いて頂きました。

「大切にしてたお花の事は、
残念でしたね。
花は、居場所が変わっても、
自然界において、
自分の役割を発揮して誰かの
心を和ませてることでしょう。
そう願えたら有り難いですね。
何かメッセージを貼るのもいいですね。
青少年育成も同じですよ。」

と、教会長さんよりお言葉を頂きました。
今こそ、目の前の事をていねいにさせて頂く事と、
青年の方にも善き縁になる努力を続ける事を
決定すると明るい未来へ続くと感じられました。
5月の会長先生のご法話は
『ていねいに暮らす』と頂きました。
〈自分の都合で、分別しない。〉

教会でお役をさせて頂いてる時は、
仏さまの事を身近に感じますが、
教会を一歩出ると普通に戻っています。

いつも心にお襷をしてるつもりで、
相手にちょっとしたメッセージを添えて、
私はどうだったかなと省みることが
即是道場だと学びました。

〈妙音菩薩さまのように…〉
「理想はそれを一歩ずつでも
現実化してこそ尊い」

教会長さんより、
「まず、妙音菩薩さまに倣って、
願う方のところに行かせて
頂くのが行動の実践。
その方にどのようになって貰いたいか、
教師は人を救う人、開祖さま、会長先生の
ご名代としての証を目に見える形で
頂ける大変有り難いお役!
支部長さんが相手の方に伝える
真剣さが大事です。」
と教えて頂きました。

条件的に無理だと分別して、
反応がいまいちだったのは、
私であったと反省です。

そんな私に今まで、沢山の方が真剣に、
善き縁になっていただいたおかげさまで、
今日の豊かな幸せが有ります。

この度、支部の仲間がご結婚されました。
サンガの仲間のおめでとうの慶びを
お届けさせて頂けて、
本当に本当に嬉しい限りです。

今、この慶びの追い風に乗って、
生かされてる喜びをていねいに、
工夫してお伝え出来る様、
努力精進させて頂きます。   合掌

中和支部支部長 吉福祐加子