『ハッピーバースデー』を見て
私は一年生のころ、いじめられていました。
お母さん、先生、友だちにも、言いだせなかったので毎日がいやでした。
じゅん子ちゃんのように、死にたいと思いました。
でも、思いきって、お兄ちゃんに話したら、
「今すぐ、お母さんに話しておいで」と言われました。
お母さんに話したら、「気付けなくてごめんね。つらかったね。」と
言って私をひざに乗せて、だきしめてくれました。
次の日は学校を休んでお母さんと2人でお出かけをしました。
お母さんは、パワーを充電するためのお休みと言いました。
次の日から、がんばって学校へ行きました。
いじめた子たちと帰りが一緒にならないように、
お兄ちゃんが校門でまっていてくれたり、
お母さんが弟を連れて歩いてむかえに来てくれたりしました。
先生とも話しをしましたが、その子たちのいじわるは続きました。
だから、じゅん子ちゃんの気持ちがよくわかります。
私がそんな中でがんばれたのは、お父さん、お母さん、
お兄ちゃんがいてくれたからです。
2年生からは、その子たちと一緒のクラスになることはなかったのですが、
5年生でそのうちの1人と同じクラスになってしまいました。
今はもう、いじめはありません。
4年もたっていますが、私からその子に話す気にはなれません。
つらかった事を思い出すからです。
だから、いじめは絶対にいけないと思います。
少年部 (S)
私は、かなざわさんの気持ちがよくわかります。
なぜなら、私も、小学5年生の時に、苦しい事がありました。
私も、その時、「死」にたいと思いました。
ですが、その時、友達が支えてくれたので、
私は今生きているんだな!と思いました。
HAPPYバースデーは、そんな事をみんなにつたえてくれる
いいビデオだなぁっと思いました。
HAPPYバースデーは、まるで私の5年生の時の事が
えがかれているように思いました。
また私は、かなざわさんの友達のあすかちゃんは
かわいそうだと思います。
だって、お母さんにつめたくされていて、
お兄ちゃんだけやさしくするのが、最低だと思いました。
お兄ちゃんも、それでお母さんの言うとおりにするのが、
もううんざりだったと思います。
そして、かなざわさんは、本当にかわいそうでした。
私ももし、かなざわさんだったら 全絶「死」にたいと思いました。
でも、私は、先生に支えられました。
だけど、かなざわさんは、先生に言ったら、
またいじめられると思ったと思います。
でも それを、あすかちゃんが支えてくれる事で、
かなざわさんの心もだんだんHAPPYになったと思います。
私にとって友達はすごく勇気づけてくれて、
心の支えになっています。
また、家族はすごく心の支えになってくれています。
私が 亡くなったら、家族がすごく悲しんでしまうと思います。
家族にも会えなくなってしまうのがいやだから、
私は何がなんでも「死」にたくないです。
少年部 6年 女子
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『ハッピーバースデー/命かがやく瞬間』(原作:青木和雄)
★あらすじ★
主人公・あすかは、11歳の誕生日に母・静代の精神的虐待により声を失ってしまう。
生まれてこない方がよかった、とまで思ったあすかだったが、
祖父母の愛や人々との出会いによって多くの事を学び、成長していく。
万陽だより
少年部員教育 4月1日(日)
2012.4.5