立正佼成会奈良教会

鎌田洋先生ご講演(2014/06/15)

   

鎌田先生のお話を聞いて

私はディズニーランドに一度も行ったことがありません。
でも、ディズニーに行ったことのある知人全員が口を揃えて
「また行きたい！」
「何度でも行きたい！」
と、言います。
そんなに素晴らしいところなのかと、かねがね思っていました。

鎌田先生のお話はとても楽しく、
お話し下さる内容が次々と目の前に浮かびました。
キャスト（従業員の方々）とゲスト（来圓される方々）が
ひとつの世界を造りあげている”ありがとう”の
いっぱいある世界だから、また行きたくなるのだと思いました。

ゲストの方々はキャストの方々の裏の努力や
心配りを知らないのかもしれません。
でも、その努力が表ににじみ出ているから
感動して帰るんだとも思いました。

私はスーパーで働いています。
会社は”お客様第一主義”を唱えています。
質の高い接客こそサービス業の命、
気持ちのこもっていない接客は、お客様には伝わらない！
一人ひとりのお客様に、自分は何ができているのか考えさせられました。

３.１１大震災の時の、キャストの方々の対応は
あまりにも有名でラジオでも紹介されていました。
幸せなことに、来月、ディズニーランドに行く機会を頂きました。
目を皿のようにして、たくさんのものを見て、
たくさんの事に気づきたいと思います。
サービス業に携わる一人として目一杯勉強し、
また童心に返って、思いきり感動して帰りたいと思います。（Ｓ）



 

 少年部(2014/06/13)

  　

 

朔日参り（2014/06/01）体験説法

７年前、主人はリストラにあい、失業してしまいました。
前年度の年収に税金がかかるので、収入がなくても、
税金を払わなくてはいけません。
払うお金もなく、途方にくれた私は、法座で
「税金を払え！！払えないなら生命保険の満期返礼金を差し押さえる、
と役場の担当者に言われました。
この貧乏人からお金を取るつもりかと、腹が立って仕方がないです。」
と、苦しい胸の内を吐露しました。

すると、法座主さんから、
「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
少しずつでも払わせて頂きます、と頭を下げなさい。」
と教えて頂きました。次の日、役場でそのとおりにすると、
「いくらだったら、払えますか？」
と聞いてくださり、
「２万円ずつだったら、払えます。」
と言うと、許して頂けました。
同じ人なのに態度が違ったので、びっくりしました。
自分の心が変われば相手が変わるということを、身をもって教えて頂きました。

家賃　水道代、ガス代などを滞納し、首が回らなくなり
子どもたちにお金を出してもらうことも、しばしばでした。
親として心苦しくて、法座で松原講師さんに結んで頂きました。
「親にお金を出すことで、子どもさんが幸せになるんですよ。」
と教えて頂き、心が楽になりました。

ある会員さんのお手取りに行かせて頂きました。
お金に困窮し日々の生活に追われていると、愚痴をこぼされました。
その姿は、まるで鏡に映った自分のようでした。
「コップに水が半分あるとして、それを半分も残っていて有り難いと
感謝のできる私たちになれたならば、もっと幸せになっていく・・・」
という、会長先生の年頭法話のご指導が、ふと頭をよぎりました。

会員さんの姿を通して、私には感謝の気持ちがなかったと気づかされ
「感謝の心に切り替えていきたい！！そのためには徳を積むしかない。」
と思いました。

それからは、お当番の時は、朝６時に入り、トイレ掃除をしました。
８時にパート先に行き、社員の方に挨拶をして
一言でも話をするように心がけました。すると、話が広がり楽しくなりました。
午後は、教会のお手伝いをさせて頂いています。
「お父さん、ありがとうございます。今日一日、人さまのお役に立ちます。」
と感謝の言葉を口にし、仏さまに手を合わせ、
教会で学んで嬉しかったことがあれば、お礼のお布施をさせて頂いています。

おかげさまで主人にも仕事が見つかり、一生懸命、働いてくれています。
そして、私が職場での悩みを相談すると、心をくんでくれるようになりました。
あたたかくて、頼りがいのある主人であったことに気づき感謝しています。

今、ふりかえると、私には大事な時に縁になって下さった方々がたくさんいました。
皆さんのおかげで乗り越えることができました。本当にありがとうございました。（Ｙ）