家族の中の一樹のオアシスなのか、
それともトラブルメーカーなのか。
先日、主人と二人で出かけた折、
貴重品の入ったバッグを忘れてきたことに、
かなり離れてから気付きました。
あわてて先方に連絡しましたところ、
きちんと保管して下さっているとの事で
ひと安心しましたが、いつにないことで、
落ち込んでしまいました。
取りに戻って頂く中、主人から、
さんざん文句とおりの言葉を受けました。
『そこまでいわなくてもいいじゃない、
あなたもこんなことがあったのに、
自分のことは棚に上げて』と言い返してしまいました。
咤激励と受け止めれば、
主人の言葉は有り難いのに文句と受け止めてしまい、
日ごろから、私が、主人の良さをつぶしているなと、
あらためて気づかせていただきました。
今年は主人が仕事を退職するので家にいる事が多くなります。
ご近所の方々とのご縁も今まで以上に深まっていくかと思います。
今月のご法話の中で、
”人を憩わせ安心を与える「オアシス」のような心を宿す菩薩”、
とありましたが、本来持っている、オアシスのような心を
引き出せていける、私にならせていただきたいと
今年の目標をたてさせていただきました。
これからも、互いに年を重ねていく中で、
今まででは考えられないような失敗をしたりするかもしれませんが、
それもまた良しとしながら、
地域でのオアシスたる斉家をめざして
修行精進させて頂きたいと思います。
合掌
神宮支部長 家平宜重
万陽だより
1月 支部長コラム
2025.1.24