前支部長さんが亡くなられて2年になります。病気を受け入れ、
辛い治療にも頑張っていました。
在宅治療になって、家族の温かい看護をうけて笑顔で過ごされ
「家族、サンガの仲間、皆さんにはよくして貰って有り難いね。」と感謝されてました。
私は「どうしてこんなに穏やかに過ごせるのかな?」と思いました。
前支部長さんを見てると、とらわれがなく神仏にお任せしているように感じました。
亡くなられた時の顔も穏やかで与えられた命を全うされて
「生き様」を教えて頂きました。
佼成8月号で会長先生は「不死」とは死なないことではなく、
いつまでも生きていたいといった、けっしてかなうことのない
儚い望みがもたらす苦から
解き放たれて心が楽にることと教えて頂いてます。
命に対する執着がとれるよう仏の教えを学び、菩薩行させて頂く
私たちの日ごろの行いが、
いつまでも影響を与えつづけられるように
精進させて頂きます。 合掌
吉野支部支部長 寺口依里
万陽だより
8月 支部長コラム
2024.8.25