立正佼成会は法華三部経を所依の経典とする在家仏教教団です。
奈良県を包括地域とする奈良教会では、天地自然を敬い、神仏を尊び、人の和を貴ぶ古都奈良の地において、地域との交流を大切にしながら、明るく、あたたかく、やさしい人間になることを目指し、日々信仰活動に励んでいます。
そして奈良教会は、地域に根ざす諸宗教との対話を重視した宗教協力や「一食を捧げる運動」を中心とする平和活動にも取り組んでいます。
4月23日、政治講演会が行われました。
白しんくん氏が来道されご講演くださいました。
沢山の質問があがり
生活に身近なことに対して丁寧に、的確に
教えてくださり、とてもありがたかったです。
白さんのお人柄が感じられる時間でした。
4月6日、降誕会の式典が行われました。
今年の降誕会に姪っ子二人と息子が式典に参加
させて頂きました。
姪っ子二人は、喜びの発表が初めてだったので
涙を流しながら緊張していましたが、発表後
「緊張してたけど、出てよかった。」
と笑顔で言っていました。
私の息子も家に帰ってから
「今日はすごく教会楽しかったね。」
と言ってくれました。
今まで口数が少なく、感想など言うこともなかった
息子が楽しそうに私や主人に言ってくれたのが
すごく嬉しかったです。
そして、また別日に私のお役の為に息子に
早起きをしてもらい、教会に行く準備をしていたら、
息子が主人に
「今からぼくは、教会に行ってくるわ。お父さん行ってきます。」
と言っている姿を見て、そんなことが言えるように
なったんだなと成長した息子を見て
すごく有り難い気持ちになりました。
教会のお役を通して、感謝の気持ちを忘れず、
これからも親子で精進していきたいと思います。
吉野支部 Oさん
奈良県桜井市金屋海石為榴市(つばいち)
仏教伝道の地の桜です。
私には三人の兄がいます。
三月の末に真ん中の兄が突然亡くなりました。
数年前に離婚をして子供たちとも離れ
一人生まれ故郷に戻って誰にも看取られることなく
寂しい孤独死でした。
18歳で田舎から大阪へ出て就職、
結婚と生き抜いてきた兄の人生は
いったい何だったんだろう?と思うと
私は心が深く沈んでいき辛い悲しい気持ちになります。
兄はまだ20歳にも満たない若い柔らかい素直な心を
持ち合わせていた頃に社会党の思想に触れ労働組合の
運動を通して社会に役立つ生き方を探していました。
たまに実家に帰った時には主任として
人さまのために一生懸命に功徳を積んでいた母とは
意見が合わず2人でしばしば激論を交わしていたのをおぼえています。
佼成四月号を読ませて頂き
信仰の基本中の基本は自分の命の尊さと
人間として生まれた有り難さを知ることと教えて頂きました。
生き方は違うかもしれないけど
兄は兄なりに労働者やその家族の幸せのために
生きてきたのかもしれないと少しずつ思えるようになりました。
私は両親、サンガのおかげさまでこの教えに出会い、
生老病死などこの世の真理(無常と無我)を見据え
ありのままを素直に受け入れて他者と調和していくのが
真実の人間の生き方です。
と教えて頂いていることに改めて感謝させて頂きます。
兄がいなかったら今私はこうして尊い命を頂いていません。
兄はいろいろと辛い苦しい人生だったかもしれませんが
精いっぱい生きて来たんだ!!と
兄の人生を思いやり温かい気持ちで供養をさせて頂きます。
ありがとうございました。
合掌
西大和支部長 吉田祐子
3月20日、奈良教会では奈良支部が
春季彼岸会を行いました。
教会長さんよりご法話を頂き、
「親孝行に手遅れはない」
と教えて頂き、改めて先祖供養の
大切さを感じさせていただきました。